一橋大学卒業後、アンダーセンコンサルティング(現・アクセンチュア)に入社。ソフトバンク、スカイパーフェクTV!を経て、新規事業プロデュースを手掛けるオープンアソシエイツを設立。2016年、オープンアソシエイツを持株会社へ移行、オープングループ株式会社(旧:オープンテクノロジーズ株式会社)に商号を変更。
蒸気を動力源とした第1次産業革命、電気が生まれた第2次産業革命、コンピューターが普及した第3次産業革命、そして今、ロボットや人工知能、IoTといった新たなテクノロジーが生活から仕事、産業構造、ひいては価値観にまで、あらゆるものに変革をもたらす第4次産業革命の時代が到来しています。
第3次産業革命のとき、私はコンサルタントとして、コンピューターが目の前の仕事を一気に変えていく様を目の当たりにしました。その後2000年に創業し、インターネットを活用した新規事業コンサルティングや自社での新規事業開発を通じて、時代をリードする新規事業を創造することをミッションに事業を推進してきました。
そして10年ほど前から、私たちは第4次産業革命の中心の一つであるロボット及び人工知能に注目し、ホワイトカラー領域におけるロボット事業を他社に先駆けておこなってきました。近年、欧米を中心にRPA(Robotic Process Automation)というキーワードが、経営レベルにおける最も重要な課題として急速に広がっています。
日本が直面する「労働力不足」という喫緊の課題を解決する上でも、RPAにかけられている期待は想像以上に大きい。RPA分野におけるリーディングカンパニーである私たちのような企業にとっても大きな事業機会が広がっています。インターネットやスマホの普及がさまざまなサービスの在り方を根本から変えたように、RPA(デジタルレイバー)を活用することによって新しいサービスが生まれると思いますので、それも我々にとっての大きな事業機会になっていくと考えています。
業界のリーディングカンパニーとして、顧客企業のRPA(デジタルレイバー)活用の支援だけではなく、新規事業創造グループとして蓄積したノウハウを活かし、来るべきデジタルレイバー時代における新規事業創造を次々と仕掛けていきます。
事業で成功するためのカギは「タイミング」です。パラダイム・シフトを起こすような新技術は、普及する直前の誰もが素人で競合も少ない段階で、どれだけスピーディーに立ち上げることができるかが重要です。スマホがこの世に存在していなかった10年前は、全員がアプリの素人。必死になって3ヶ月もやれば、業界のトップランナーとして先頭を走れる可能性が高かったはずです。
革新的技術の市場への普及期においては、スピードが圧倒的に重要。我々のようなベンチャー精神を持った企業、皆さまのように知的体力と意欲に満ち溢れた若い人にとって、圧倒的に有利な環境と言えるでしょう。
ぜひとも、この革命的変化を千載一遇の機会と捉え、RPAと人が協働する明るく楽しい未来を一緒に創っていきましょう。
こちらからインタビュー全文をご覧いただけます。
https://www.goodfind.jp/articles/1252