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取引先の調査を自動化、作業時間を最大98%短縮する「RoboRoboコンプライアンスチェック」に生成AIを搭載、さらに50%の業務削減を実現

2024.6.20

 オープングループ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:高橋 知道)の子会社であるオープン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:石井 岳之、以下「オープン」)は、取引先の調査を自動化し、従来の業務時間を大幅に短縮する「RoboRoboコンプライアンスチェック」において、新たに生成AI※を搭載し、LLM(大規模言語モデル)により判定精度が格段に向上したオプション機能(有料)の提供を開始いたしました。

■最大98%の業務負担軽減を実現してきた「RoboRoboコンプライアンスチェック」

生成AIの搭載により記事を要約、リスクレベルを可視化し、さらに50%の業務効率化を実現

 オープン(旧:オープンアソシエイツ)が提供している「RoboRoboコンプライアンスチェック」は、取引先が法令遵守しているか、また企業倫理や社会規範に反するような活動をしていないかなど、企業のコンプライアンスチェックを自動化するクラウドサービスです。

 「RoboRoboコンプライアンスチェック」では、企業検索において取得した全記事の文章をAIで解析し、「全く関係のない記事(注目度低)」「ほぼ関係のない記事(注目度中)」「疑わしい記事(注目度高)」と注目度別に分類することで、人間の目視チェックにおける業務負担を軽減しています。また、取引先の検索や検索結果の確認、証跡の保存などは自動化し、取引実施の可否判断など重要な判断のみ人間が行う、というフローを実現し、最大98%の業務削減に貢献してきました。

 今回、新たに生成AI技術を搭載することで、「疑わしい記事(注目度高)」の中でもリスクレベルを2段階に分けることで、目視確認が必要な重要記事の可視化だけでなく、記事文を要約することが可能となり、確認業務をさらに約50%軽減することに成功しました。

<RoboRoboコンプライアンスチェックの仕組み>

例)調査対象のキーワード「ロボロボ太郎」

左:従来の「RoboRoboコンプライアンスチェック」

右:新たな「RoboRoboコンプライアンスチェック」

 従来では、ネガティブワードが記事内に含まれていると、文脈や記事内容に関係なく注目度が高いと判定されていました。今回、生成AI技術を搭載した新たな「RoboRoboコンプライアンスチェック」では、まず記事を要約し、記事内容を解析することで、リスクレベルを2段階に分けます。文章全体の内容をLLM(大規模言語モデル)が解析することで、本当に確認しなければならない記事の抽出に成功しています。

 今後も、オープンでは「RoboRoboコンプライアンスチェック」の提供および生成AIをはじめとする新しい技術をビジネスシーンに浸透させていくことにより、様々な業界において業務効率化を実現できるよう貢献してまいります。

【会社概要】

■オープン株式会社(https://open.co.jp/

・本社所在地:東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー8F

・設立   :2013年7月

・代表者  :代表取締役執行役員社長 石井 岳之

・資本金  :3,000万円

・事業内容 :スマートロボット(RPA、AI)を活用した情報処理サービス、

       コンサルタント事業

       スマートロボット(RPA、AI)を活用したアウトソーシング事業

       スマートロボット(RPA、AI)を活用したデジタルマーケティング、

       オンライン広告事業

※生成AI:さまざまなコンテンツを新たに生み出す人工知能(AI)で、ジェネレーティブAIとも呼ばれる。従来のAIと異なり、データから学習したパターンや関係性を活用し、テキスト、画像、動画、音声など多岐にわたるコンテンツを新たに生成可能。