業界の常識を覆す
M&Aで加速する社労士業務のDX

株式会社あすかペイロールプロ 
取締役会長 大東 恵子

https://asukapayrollpro.jp/

事業領域:ペイロール

従業員数:18名

業界の常識を覆す M&Aで加速する社労士業務のDX

1.あすかペイロールプロの業務内容・ミッション・これまでの歩み

株式会社あすかペイロールプロは、中小企業を中心とした給与計算アウトソーシングを行っています。従来のグループ会社であるあすか社会保険労務士法人が掲げる「お客様と共に考え、悩み、成長する」を共通ミッションとしていまして、オープングループが掲げている「ヒトの進化を共創する」に似ている部分があると感じています。会社は2013年7月に創業し、2024年11月にオープングループの一員となりました。

2.M&Aについて考えたきっかけ

M&Aについてはまだ考えていませんでした。ただ仲介企業のファイナンシャルアドバイザーから話を聞く中で、給与計算業務の省力化や効率化を見据える中で、自分たちとは異なる業種の外部企業との連携も試してみる価値があると考えるようになりました。

最初は2023年の春頃に連絡を受けたのですが、当時は社内状況の都合で、あまり積極的に考えることができませんでした。それから2024年の初めに再度連絡があり、もう一度話を進めてみようという流れになり、オープングループと改めて話し合いの場を設けて、そこから数カ月のうちにとんとんと話が進んでいきました。

3.オープングループ加入の決め手

経営陣と会話をする中で、皆さんの人柄が良く、勝手ながら波長が合うと感じました。他社と比べたわけではなかったので、自分の勘であるとか、これまでの話し合いの経緯を信じて前向きに決断しました。

また弊社の弱みである、システムやDX関連をオープングループは本業としていて、RPAやAI活用に非常に強みを持っていたので、その面でサポートしてもらえるというところ、また、あすか社会保険労務士法人も含めて、これから事業を大きくしていきたいという考えがあったのですが、この考えにオープングループが同意してくれたことで、非常に良いシナジーを生めるのではないかと思いました。

4.オープングループに加入して1年、現在の心境

違う環境で生きてきた人が、同じ目標に向かってベクトルを合わせていくことには、それなりの難しさがあると思っておりますが、問題点を乗り越えながら、グループのシナジーを最大限に生かせるように前向きに頑張っていきたいと思っています。

2月に開催されたオープングループ期末会に、私以外のスタッフも含めて参加しまして、グループの一員になったんだという実感が湧きました。スタッフがとても喜んでおりましたし、非常に思い出に残っています。ああいうイベントがあると、とてもモチベーションが上がるので次回も楽しみです。

5.オープングループ加入によって得られた変化

特にシステム関係の方々にすごく助けてもらっていて、自分たちで対応すると長時間かかるところを、本当に短時間で解決してもらえています。例えば月次の数字管理が、非常にシステマチックに整理されました。1人ひとりの工数が細かく分析されていて、初めは本当に感動しました。そこから、何を作ったらいいのかとか、ここに手を入れればもっと良くなるんじゃないか、もっと工数削減できるんじゃないかということを、それぞれの知識や経験から話し合って、色々なツールや商品が生み出されている過程が素晴らしいなと思います。

また私たちの事業は中小企業を対象にした給与計算代行ですので、これまでは大きな工数削減ということが難しく、個別対応のような業務を続けていました。それでも、オープングループに加入してからは工数がだんだんと削減できています。

その理由としては、システム担当の方が私たちの業務について個別にヒアリングをして、そのうえで改善するというサイクルを回してくれているところがあります。小さなことから会社全体のシステム開発まで、私たちでは気づかなかった改善点や、やりたいと思いつつ無理だと諦めていたことがありました。それらを多くの人が関わって実現してくれていることを、とてもありがたく感じています。

これまで私たちだけでは注力できなかった、弱いと感じていたシステム面に、豊富な知識を持ったオープングループの皆さんが工数を割いてくれて、支えてもらっているということから、非常に安心感を持って仕事ができています。

6.グループ加入前/加入後で印象が異なった点

想像していた通り、明るく活動的な、若い会社だというイメージではあるのですが、それだけではなくて、しっかりと真面目に仕事に取り組んでいて、押さえるべきところをきちっと押さえているところが素晴らしいと思っています。

例えば会議の中で、上席の方がいても、皆さんがガンガン発言されるところがいいなと思っていまして。たくさん人数がいる会議でも、発言の少ない人があまりいなくて、言いたいことをちゃんと言える環境がとても良いと感じています。

7.オープングループで今後チャレンジしたいこと

給与計算のアウトソーシング業務から派生する、社労士業務全般の効率化を、オープングループと一緒に考えていきたいと思っています。社労士業界を180度変えるようなサービスを提供して、業界がびっくりするような大変革を起こしていきたいと考えています。

まだ完成はしていませんが、給与計算や勤怠に関わるシステムの改良や、新たにオープングループに加入してくる社労士事務所の、業務全般の改革を実現するための準備を着々と進めています。
社労士業界はアナログな業界であることに加え、平均年齢が60代という、高齢化が進んでいる業界です。それゆえに労働環境が良くない部分もあり、長時間労働の発生や、有給休暇がなかなか取れないという問題点も依然として存在しています。

ただこれからは若い社労士や、AIを使いこなす社労士がどうしても必要になってきます。世間に必要とされるためには、そうならないといけないと感じています。そのために、自分たちだけでは対応できない部分をオープングループにサポートしてもらいながら、システマチックに業務を進めて労働環境を改善し、時代に追いつき、時代を先取りできるような組織になりたいと考えています。

8.オープングループへの加入検討中企業へのメッセージ

私は経営にはバランス力が大事だと思っていまして、その点、オープングループは最先端の開発を行いながらも、アナログ的な発想や行動も重要視していると感じます。また、スタッフの皆さんが非常に若々しいことから、とても明るい将来性を感じられる会社だと思います。

社労士業界のように、高齢化や人の採用等に課題を抱える業界、企業はたくさんあると思います。そうした課題解決のために、オープングループのような会社と一緒に経営を行い、省力化や効率化をはかっていくことも、これから事業を継続していく中で考えるべきひとつの方法であると感じます。

オープングループには、弱みを克服するためのサポート体制と、自社の強みを強化するための環境が整っています。もし加入を悩んでいるのであれば、一度オープングループの人と会って、話をしてみてはいかがでしょうか?ぜひ明るい未来を一緒に作っていきたいと思っています。

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