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高岡ケーブルネットワークがBizRobo!活用で地域DXを加速 サービス品質向上と業務効率化を同時に実現

2023.8.2

新規事業へのRPA活用にも着手

RPAホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:高橋 知道)の子会社で、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)/Digital Labor(仮想知的労働者)のベーステクノロジーを提供するRPAテクノロジーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:大角 暢之、以下「RPAテクノロジーズ」)は、高岡ケーブルネットワーク株式会社(所在地:富山県高岡市、代表取締役社長:山口 伸一、以下「高岡ケーブルネットワーク」)がRPAツール「BizRobo!」の活用によりサービス品質向上・業務効率化を同時に達成し、地域DXの実現に向けた新規事業を開始したことをお知らせします。

BizRobo!導入に至った経緯

高岡ケーブルネットワークは、富山県高岡市内の約6.6万世帯中、約5万世帯が視聴可能なケーブルテレビ放送や、インターネット・電話などの通信事業を展開しています。無線設備の施工などで取引がある株式会社三技協(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:仙石 泰一、以下「三技協」)から「BizRobo!」の導入支援を提案されたタイミングで、自治体からRPAが不可欠なソリューション構築を受託したこともあり、2021年11月にクライアント型ツール「BizRobo! mini」を導入しました。
もともと2019年からRPAについて検討していたものの、ライセンス費用や開発者育成といった初期投資に見合う社内活用を見通せず頓挫する状況が続いていましたが、三技協を介して同業のケーブルテレビ局でのBizRobo!活用事例を聞き、それまで抱いていたネガティブイメージを払拭して具体的な活用イメージを持つことができたのも決め手となりました。

AIカメラの記録集約、請求項目追加など7体のロボットが活躍

高岡ケーブルネットワークでは現在、経営管理部と技術部の2部署で、合計7体のソフトウェアロボットを運用しています。このうちBizRobo!導入のきっかけとなった人流測定用のロボットは、Web上のシステムに保存されているAIカメラ関連の機種別・項目別データや、気象庁が発表した当日の気象情報を取得。これらを集約してスプレッドシート上にまとめる一連の作業を、毎日自動実行しています。
また、聴覚障がいなどがある人との通話時に手話やテキスト化・読み上げで同時通訳する「電話リレーサービス制度」が2021年7月から始まったのに伴い、電話番号単位で毎月一定の負担額が生じるようになったことから、この請求項目を基幹システムに自動登録する仕組みもBizRobo!で構築しました。

こうしたソフトウェアロボットの活用で創出した余力により新たな社内開発も進行しているほか、人の手がかからない強みを生かし、従来は対応していなかった複数システム間でのデータ照合にRPAを採り入れたところ、利用者からの問い合わせが大幅に減少するといった効果も現れました。個人情報を多く取り扱う業務特性から、小さなミスも許されない環境下でRPAが速く・正確に作業を代行することで、サービス品質の向上を実現しています。

AIカメラで人流測定をする業務

高岡ケーブルネットワーク/BizRobo!導入事例記事:https://rpa-technologies.com/case/case086/
高岡ケーブルネットワーク/BizRobo!導入事例動画:https://youtu.be/pPNSk5sBgkk

RPAを新規事業に活用、デジタル実践力の向上を目指す

高岡ケーブルネットワークは2023年6月から、ケーブルテレビ設備を使って外部の通信事業者が提供する光インターネットサービス「ドコモ光タイプC」の対応を開始しました。それに伴い、自社と外部事業者の各システム上で管理するデータの共通項目を転記・照合・統一する作業の増大が見込まれることから、BizRobo!を用いてこれらの作業をミスなく自動実行できる仕組みを構築する予定です。
今後もRPAによる事務処理能力の向上を通じて、積極的に新規事業・サービス展開を行う計画であると同時に、社内開発者の育成を進めることで自社におけるデジタル活用の実践力を引き上げていきたいと考えています。

RPAテクノロジーズは三技協をはじめとするBizRobo!パートナーとともに、ユーザー企業の抱える課題を解決しながら、業界・地域の更なる成長をサポートしています。地域インフラを支える存在であるケーブルテレビ局が、地域DXや活性化の実現に向けて邁進できるよう、引き続き伴走支援を行ってまいります。

■「BizRobo!」について

「BizRobo!」は、ホワイトカラーの生産性を革新する、ソフトウェアロボットの導入・運用を支援するデジタルレイバープラットフォームです。「ロボット」と「IT」によって、ホワイトカラーをルーティンワークから解放し、企業を始め社会全体の生産性向上を図り、未来の働き方を変えていきます。

詳細につきましては製品ページ: https://rpa-technologies.com/products をご覧ください。

主要製品ラインナップ

・BizRobo! Basic   : https://rpa-technologies.com/bizrobobasic

・BizRobo! Lite     : https://rpa-technologies.com/lite

・BizRobo! mini   : https://rpa-technologies.com/bizrobomini

【会社概要】

■RPAテクノロジーズ株式会社 (https://rpa-technologies.com)

  • 本社所在地:東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー8F
  • 設立   :2013年7月
          クライアント企業の新規事業に対する投資及びコンサルティングサービスを手掛ける
          オープンアソシエイツ株式会社(現:RPAホールディングス株式会社、コード番号6572東証プライム)
          より、会社分割により100%子会社として設立
  • 代表者  :代表取締役 執行役員社長 大角 暢之
  • 資本金  :3,000万円
  • 事業内容 :RPA、AIを活用した情報処理サービス業 、コンサルタント業務
          BizRobo!を活用した新規事業開発・推進
  • 金沢オフィス所在地:石川県金沢市彦三町1-2-1 アソルティ金沢彦三3F

高岡ケーブルネットワーク株式会社 (https://www.tcnet.ne.jp/)

  • 本部所在地:富山県高岡市昭和町一丁目2番10号
  • 設立   :1989年(平成元年)6月16日
  • 開局   :1991年(平成3年)5月27日
  • 代表者  :代表取締役社長 山口 伸一
  • 資本金  :10億4,000万円
  • 事業内容 :放送法による一般放送事業
          電気通信事業法による電気通信事業
          

*本ニュースリリースに記載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。