こんにちは。オープンアソシエイツ株式会社RaaS事業部の採用担当です。
RPAホールディングスグループの中で、新規事業の立ち上げとスケール化をミッションとするオープンアソシエイツ株式会社は、2019年より新規事業としてバックオフィスをメインに、ヒトが行っている業務を自動化するSaaS型サービス「RoboRobo」を展開し、「ヒトとロボットが協働する」というビジョンの実現を目指している会社です。
今回は、オープンアソシエイツのRaaS事業部でマネージャーを務める海道 信明さんのインタビューをお届けします。
海道さんは大学在学時に社労士資格を取得、大学卒業後、銀行系の保険事業会社に入社、その後コンサルティング事業を行う企業に転職されました。その後、社会保険労務士(以下、社労士)としてご活躍の後。2023年2月にオープンアソシエイツに入社、現在は主に給与計算ソフト「RoboRoboペイロール」の開発・販売や給与計算のBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスの統括に取り組まれています。
今回のインタビューでは、海道さんが入社されたきっかけやオープンアソシエイツの魅力、新規事業ならではの難しさについてお聞きしました。
ーこれまでのキャリアを教えてください。
大学では法律を学び、アルバイト先の先輩の勧めで在学中に社労士の資格を取得しました。大学卒業後は銀行系の保険事業会社に新卒で入社しました。その後、コンサル企業に転職後に、社労士としてクライアント企業の人事労務管理をサポートし、2023年2月にオープンアソシエイツに入社しました。
ー社労士の資格はどういった経緯で取得されたのですか?
当時ホテルの飲食店でアルバイトをしていたのですが、その飲食店の店長がソムリエで、何かしらの資格を取得することを勧められたのがきっかけです。店長のキャリアアドバイスを受けて本屋に出向き、資格関連の書籍コーナーからランダムに資格本を選んだところ、たまたま社労士資格取得に関する書籍でした。その後、本格的に勉強し在学中に取得することができたという経緯ですね。
ーオープンアソシエイツに入社したきっかけを教えてください。
転職エージェントサービスを通して、オープンアソシエイツに興味を持ったことがきっかけです。現ポジションの求人に記載されていた事業内容を確認したとき、はじめはITコンサルティング企業なのかなと印象を持ったのですが、応募条件に「社労士資格保有者や社労士の経験者歓迎」と記載されていて、この会社がどのような事業や仲間集めを考えているのか関心を持ちました。応募後、採用担当者や一緒に働くエンジニアの方々との面接の中でこれまでの経験を活かすことができると感じ、オファーを頂いたあと入社を決意しました。
ー現在のご役職とご担当、組織体制を教えて下さい。
前職で社労士を務めていたため、現在はオープンアソシエイツ株式会社 RaaS(Robotic as a Service)事業部のマネージャーとして、給与計算ソフト「RoboRoboペイロール」のサービス企画・開発・提供に携わっています。
ー現在のや給与計算業務にどのような課題があると考えているか教えてください
給与計算業務は現在もアナログな部分が多く残されており、加えて属人的であることが課題だと認識しています。そもそも働き方の多様化に伴い給与制度も変化しており、関連する法律も定期的に改正が行われているため、業務内容は日々アップデートが必要です。しかし現在の給与計算業務は代々継ぎ足してきた秘伝のタレのように、古い情報のアップデートができておらず、誤った解釈を業務に反映してしまっているケースも少なくありません。私は給与計算業務からできるだけこのような問題を取り除く必要があると考えています。
ー給与計算業務の誤りを防ぐためには、テクノロジーを活用した給与計算サービスが必要ですね。他社にも給与計算業務に関するツールやBPOサービスは存在していますが、先ほどの問題が未だ解決されていないのは何故でしょうか?
業務担当者がサービスを上手く使いこなせていないのが理由の1つです。確かに給与計算に関するサービスは多くの会社が展開していますが、自社に適した形でサービスを活用できないため、根本的な課題が取り除けていないと考えています。実際に「RoboRoboペイロール」を導入することになった企業には、最初に現状の検証から着手しますが、何かしら問題が発覚するケースがほとんどです。当然ながら、提供するシステムに対するカスタマーサクセスの充実もサービス提供側には必要だと思います。給与は人に付随するもののためどうしても全てをシステムで自動化できない部分があるため、最後は人が判断を下す必要もあります。ここにSaaSとBPOがセットになった「RoboRoboペイロール」の強みがあります。
ー今後の目標について教えて下さい。
直近では「RoboRoboペイロール」の機能拡充・事業拡大に集中していきますが、今後は他の事業開発にも関わりたいと考えています。「RoboRoboペイロール」の事業開発を通して培った知見や蓄積したデータを武器に、別のアプローチでも価値提供が展開できるのではないかと考えています。「RoboRoboペイロール」というSaaSを販売することに終始するのではなく、SaaSの提供を足掛かりとした幅広い価値提供ができる組織を目指しています。
ー最後に読者へメッセージをお願いします。
「給与計算業務」と聞くとマニュアルに沿った作業的な業務をイメージされるかもしれませんが、現在のRaaS事業部の実態はそれとは異なります。指数関数的な事業拡大のためにマニュアル自体を自分達で作り、検証の中でアップデートしていくフェーズにあります。ユーザーの声を聞きながら、最適な形を見つけていく取組みには今の事業フェーズだからこそ体験できる面白さがあります。自らの手で新たなサービスを作ることに興味のある方は是非ご連絡ください。
皆様のご応募をお待ちしております。