こんにちは。RPAテクノロジーズ株式会社 採用担当の飯田です。
RPAホールディングス株式会社のグループ会社であるRPAテクノロジーズは「楽しい時代に進化する」のビジョンのもとヒトとロボットの協働を目指し、
RPAサービス「BizRobo!」を提供している会社です.
今回は、そんなRPAテクノロジーズの魅力に迫るべく、
2021年度RPAホールディングスに新卒入社(RPAテクノロジーズ出向)された石井勇輔さんのインタビューをお届けします。
石井さんは現在、CI事業部オンボーディングチームに所属しておられます。
今回のインタビューでは、そんな石井さんにRPAホールディングスに入社した理由を中心に、当社の魅力についてお聞きしました。
飯田 まずは石井さんの大学時代のお話を聞かせてもらえたらと思います。大学で特に力を入れて取り組んだことは何ですか?
石井 私が大学時代に特に力を入れていたのは、部活動です。体育会ボート部で学部の4年間を選手として活動し、その後大学院入学後2年間は選手を引退してコーチとして50名ほどの選手をマネジメントしてインカレ日本一を目指して活動していました。
飯田 大学の部活動で選手だけでなく、コーチも経験されたんですね。その中で、特に印象に残った出来事はありますか?
石井 特に印象に残った出来事は、コーチを務めていた際に、テック系ベンチャー企業と協力して選手のコンディションを可視化するデジタルツールを導入したことです。
飯田 スポーツ選手のコンディション管理をDXするという発想は面白いですね。どのようなデジタルツールだったのか、具体的に教えてください。
石井 選手が日々入力するコンディションに関する情報を統計的に処理し、その変化をグラフで可視化できるツールでした。また、選手のコンディションに危ない兆候を検知するとアラートしてくれる機能も搭載していました。
飯田 普段は可視化できない選手のコンディションを、指導者が簡単に把握できるだけでなく、選手自身が気づかない変化に対してもアラートをあげるなんて、非常に便利なデジタルツールですね。導入した際は、やはり感動しましたか?
石井 もちろん、すごく感動しました。「便利なデジタルツールさえ知っていれば、これまで難しかったことも簡単に実現できる可能性が広がるんだな」と思いました。
飯田 なるほど。大学時代の部活動の経験が、現在RPAテクノロジーズで取り組まれている仕事やテクノロジー自体に興味を持つきっかけになったんですね。
石井 はい、まさしくそうですね。テクノロジーの凄さに気付くと同時に、コロナ禍でDXが注目される中で、テクノロジーを活用する本当の価値を実感できていない人って、まだまだたくさんいらっしゃるのではないかと思いました。だからこそ「テクノロジーを活用することによって、できるようになることはたくさんある」ということを、世の中に広めていく仕事がしたいと強く感じました。
飯田 続いては、就職活動についてお聞きしたいと思います。大学時代の経験からテクノロジーの魅力を広める仕事に就くことを志望していた石井さんですが、実際にRPAホールディングスの新卒採用にエントリーされた背景を教えてください。
石井 まず、RPAホールディングスを知ったきっかけは、就活生向けキャリアサイト「Goodfind」のカウンセラーからの紹介でした。そこから実際に選考エントリーに至った理由は、少数精鋭の事業会社なので、自分自身が大きな裁量を持って、顧客とウェットで親密な関係性を構築しながら、会社に貢献できる仕事ができると感じたからです。
飯田 少数精鋭の事業創造集団ならではの「顧客との関係性」と「裁量の大きさ」が選考にエントリーされた決め手となったんですね。ここについて、さらに詳しく聞かせてもらえますか?
石井 まず「顧客との関係性」については、何か事業を運営している企業のほうが、顧客と長期的にしっかり向き合えると思いました。大手や外資系コンサル企業も就職先として視野に入れていましたが、顧客との契約期間が終了するとご縁が続かない印象を受けていたので選びませんでした。
飯田 たしかに、顧客との親密な関係性は、コンサルティング業務よりも事業運営におけるカスタマーサクセス業務などの方が、長期的に構築できそうですね。
石井 次に「裁量の大きさ」については、少数精鋭の企業の方が、他の誰でもない自分が中心となって取り組んだ業務の結果が、会社に貢献する割合が大きいことに魅力に感じました。もちろん大企業の方が比較的大きな事業に携わることができるかもしれませんが、チームの一員として新人が任せてもらえる業務は限定的で、裁量は圧倒的に小さいですよね。
飯田 そうですね。RPAホールディングスは、社員の経歴や入社時期にかかわらず、経験できる業務が山ほどあり、そこで与えられる裁量は非常に大きいですよね。たとえば、新卒研修で代表取締役に新規事業の提案ができたり、定期的に開催される社内ピッチイベントに誰でも参加できたりと、本人の能力とやる気次第で、新卒1年目から事業責任者ができるチャンスもありますよね。
飯田 RPAホールディングスの新卒採用にエントリー後、選考面接はどんな感じで進みましたか?
石井 一次面接は新規事業立案のワーク選考に取り組み、企画した案に対して、実現性の低さなどを厳しく指摘されたので、落ちたかなと思ったんですが、なんとか通過することができました。二次面接は自分の学生時代の取り組みや将来像について、面接官がじっくり質問やアドバイスをしてくださいました。
飯田 なるほど。RPAホールディングスの社員は、ビジネスのプロフェッショナルとして、あらゆる事業や若手起業家と真剣に向き合う姿勢がありますよね。そのため、石井さんの選考面接でも、メンタリングに手を抜くことはなかったんですね。
石井 さらに、二次面接ではこれまで部活動等を通して得た経験や学びをどうビジネスにつなげていくのかディスカッションさせてもらうことができ、会社とのマッチ度の高さを感じました。そして何より、面接が他社と比較して非常に楽しく、1時間の所要時間では全く足りませんでしたね。
飯田 面接を楽しめるのはすごいですね。RPAホールディングスの企業文化や社員の向き合い方が、石井さんが就職先に求める条件にマッチしていたようですね。
飯田 RPAホールディングスにご入社後、現在は社員としてどのような仕事をされていますか?
石井 現在は、主に2つの業務を担当しています。1つ目は、弊社のRPAをご利用頂いているユーザを対象としたセミナー運営です。主にアップセルのためのノウハウを共有させて頂いています。2つ目は、アンケート調査を元にした市場のリード抽出やオンボーディング支援です。
飯田 カスタマーサクセス業務を中心に、ご担当されているんですね。業務を進めるにあたって、特に意識されていることはありますか?
石井 特に意識していることは、様々なテクノロジーを使いこなせるようになることです。自分自身が様々なテクノロジーを使いこなすことができれば、弊社のRPAの導入をご検討頂いている方々のニーズに合わせて、プランの最適な組み合わせをご提案することができますからね。
飯田 そのために、取り組んでいることはありますか?
石井 AIやRPAに関する研修に積極的に参加したり、テキストマイニングを行うことで、日々アップデートされていく商材への理解を深めています。
飯田 RPAなどのテクノロジーは日々進化しているので、キャッチアップが大変ですが、市場価値や顧客への貢献度が高いので、やりがいがありますね。では次に、石井さんが入社後に最も苦戦したことを教えてください。
石井 新卒研修で挑戦したビジネスプランの作成ですね。選手やコーチを含め、大学生からプロまでを顧客対象としたスポーツテックのビジネスプランを作成しました。
飯田 難しかった部分はどこですか?
石井 難しかった部分は、主に2つあります。1つ目はデータの収集や分析です。2つ目は専門性の高い商材への理解です。これらの作業に想定以上の時間がかかってしまい、メンターの方に最終的にOKを頂けたのは、締め切り前日でした。
飯田 今だと簡単にできる作業も、入社したばかりだと時間がかかってしまうことも多いですよね。そのような状態から現在に至るまで、石井さんは様々な社員と関わり、成長されてきたと思います。特に影響を受けた社員はいますか?
石井 私が特に影響を受けたのは、入社前の内定者インターンでご指導頂いた山岸さんですね。当時、毎朝スクラムに参加していたのですが、山岸さんにはたくさんのご質問やアドバイスを頂きました。たとえば、会社として何をやりたいか、アップセルチームとして何をやるべきなのか、私の理解や認識に誤りがあった場合は、途中まで進めていた作業を最初からやり直すこともありました。山岸さんの指導を通して、一つひとつのタスクに目標意識を見失わず、全体を俯瞰して仕事に取り組む大切さがわかるようになったと感じます。
飯田 山岸さんとの出会いは、社会人1年目の石井さんにとって貴重な成長機会となりましたね。
飯田 それでは、次にRPAホールディングスの企業文化について、入社後の感想を教えてください。
石井 RPAホールディングスの企業文化の魅力は、何でも挑戦できることです!やりたいと言ったことは、基本的にダメとは言われません。もちろん自由には責任が伴うので、事前に行動の妥当性や根拠を示す必要はありますが、やったことがないからできないという発想は、どの社員も基本的には持っていませんね。できないことは自分で調べて最後までやりきり、自分ひとりで解決できないことがあれば、他の社員のアドバイスやフォローを受けることもできます。
飯田 なるほど。新卒社員が積極的に手を挙げ、自らのビジネスアイデアを表現できる環境は素晴らしいですね。また、ただ単に裁量だけを与えるのではなく、後輩をしっかり育成する環境もあって、将来的に社内外で起業を目指す社員には、特に魅力を感じる部分ではないでしょうか。
石井 そうですね。RPAホールディングスは社員の平均年齢が低く、20代後半〜30代で事業責任者として活躍されている方々も多数在籍しています。そんな優秀な社員と業務を介して気軽にコミュニケーションがとれるのは、新規事業の開発を志す新入社員にとって非常に嬉しいことです。
飯田 では逆に、RPAホールディングスのこれからの課題は何だと思いますか?
石井 会社の制度的な部分が、まだ完全に整っていないところでしょうか。とはいえ、若い世代が集まった組織が、企業として瞬く間に変革されていく時期に、社員として主体的に関わっていけるのはむしろ貴重な経験ですし、面白いですね。
飯田 最後に、石井さんの仕事への価値観についてお聞きしたいと思います。石井さんが仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
石井 業務の一つ一つを楽しみながら取り組むことですね!楽しくないことに時間を使うのはもったいないじゃないですか。もちろんすべてのことを楽しみながらやるというのは難しいことではありますが、たとえば「この仕事をやったら今後はこんなことに活かせるかもしれない」と考えながら、楽しいと思える方向にマインドを持っていくことが大事だと思います。
飯田 自分から「楽しい」を見つけにいく姿勢は、仕事だけでなく、あらゆる活動のモチベーションに関わる大事な要素ですね!石井さん、本日は貴重なお話を聞かせて頂き、ありがとうございました。
石井 ありがとうございました!