こんにちは。RPA テクノロジーズ株式会社 採用担当の飯田です。
RPA ホールディングス株式会社のグループ会社であるRPA テクノロジーズは「楽しい時代に進化する」のビジョンのもとヒトとロボットの協働を目指し、RPA サービス「BizRobo!」を提供している会社です。
今回は、RPA テクノロジーズのBusiness Development Divisionで活躍されている鈴木雄一郎さんのインタビューをお届けします。
鈴木さんは大学を卒業後、新卒でビズロボジャパン株式会社(現・RPAテクノロジーズ)に入社。その後、RPA開発やパートナー開発/パートナーOEM事業開発、自社BPO事業の推進等に取り組まれ、現在は事業開発やDX人材育成に携わっておられます。鈴木さんがビズロボジャパン(現・RPA ホールディングス)に入社された創業9年目から現在まで、会社がどのような成長・変化を遂げてきたのかを伺いました。
大学では法学部に所属していました。その後、就職活動ではコンサル業界を中心に自分に合う会社を探していました。
そういった中で当時新規事業創造のコンサルティング事業を行っていた創業9年目のビズロボジャパンに出会いました。私自身が新しいことに挑戦することに強い興味があったため、新規事業創造を主とするコンサルティングには惹かれるものがありました。
多くの案件が同時進行していて、とても忙しかったように記憶しています。
それまでは顧客候補の企業にRPAを紹介しても話すら聞いてくれないことがほとんどでした。
しかし、RPAが注目されだしてからは、クライアント側から先にRPAについて問い合わせをいただき、そのアポイントだけで2ヶ月先近くまで予定が埋まってしまっていたほどです。
入社してから2-3年目の時には、クライアントである大手企業の役員の方10名に対して私1人で提案をするといったことが当たり前の状況でした。当時の弊社の取り組みは、これまでになかった新しい概念の提唱だったので、自分達より詳しい「先人」がおらず、社会人としては圧倒的に経験豊富な方々が「教えてください」というスタンスで我々の話を聞いて下さるような状況でした。そういった中で、「肩書などの表面的なものではなく、顧客の欲求や価値提供そのものといった本質的な部分をちゃんと捉えないと」といったことを常に肝に銘じて活動していました。決定権を持つ方々との直接のお話においては、その場で自分自身が判断し話したことが、そのまま計画として確定していきます。そういった状況に、スピード感の早さと責任の重さを感じました。
*RPAブーム:働き方改革の社会的風潮や2015年にアメリカでRPAが流行したことから起きたとされるブーム。2016年はRPA元年と呼ばれた。
私の入社当時は従業員数は4名程でしたが、現在は100名を越える組織へと成長しました。
これにより、事業の運営体制や制度、組織としての雰囲気など様々な面で変化があったと感じます。
人が増えたことで組織として出来ることの幅や量が増えました。またより多様な視点からの意見が増えたと感じます。これはとてもポジティブな変化だと思います。
一方で組織として効率的に事業を行うため、業務が分担され、事業全体に対しての主体性は欠けやすくなります。これには注意が必要です。組織の成長がネガティブな要素として働かないようにするためにはメンバー間でのコミュニケーションが重要になります。
組織が大きくなった現在はリモートワークの浸透も相まって、少数で運営していた頃にはないコミュニケーションの難しさがあります。これは組織が成長する上では避けて通れない課題なので、今後メンバーそれぞれが当事者意識を持って取り組むことで、更なる組織の成長に繋げていきたいと感じます。
組織が大きくなっても一貫しているのは目的の達成に向けてのアプローチは自由である点ですね。MISSIONやゴールが最優先であり、組織が大きくなってきた今も裁量は大きいと感じます。挑戦したい人は挑戦し、例え失敗しても反省して次に活かそうという文化は根づいていますね。これはこれからも変わらない点だと思います。
短期的には今期から携わっている新規事業開発について、これまでとは違うアプローチでチャレンジをしていきたいと考えています。中長期ではRPAホールディングス全体のMISSIONである「事業創造」により多くのリソースを費やしたいと考えています。RPAホールディングスには今まで蓄積してきた付加価値の高いアセットがあるので、うまく活用することで今までにない新しい価値が提供できると考えています。
会社のアセットを最大限に活用して新たなチャレンジをしてくれることに期待しています。既存事業を模倣するのではなく、事業創造を通じて自分なりの表現をして下さる方であれば社内の雰囲気とマッチすると思います。社会課題の解決に一緒に取り組んでいきたいですね。