BUSINESS事業紹介

ロボット×オンライン広告の分野において
10人で数十億円の売上を実現

ロボット×オンライン広告代理店事業 PRESCO 事業責任者 久保 光太郎

ロボット×オンライン広告で圧倒的な生産性を実現

PRESCO事業では、ロボットをビジネスに利用していると伺いました。「ロボットをビジネスに利用する」とはどういう意味ですか?

ロボット(RPA)は、人間が行っている定型作業を代行させることで、人間と比べたときの圧倒的な作業スピード、ミスの減少、変化への対応の速さを実現するメリットを持っています。

オープングループでは、この「ロボット」をお客様へデリバリーするだけではなく、「自社の事業に」積極的に活用していこうという動きがあります。自社事業における業務オペレーションをロボットに代行させることで、事業メンバーが、その事業に関わる付加価値の高い業務に、より注力することができるようになるため、結果的に圧倒的な生産性を実現することが可能になります。

さらに、オープングループでは、「RPA100」という、ロボットを用いて様々な業界に計100個の新規事業を創るという取り組みがあります。AIなどのテクノロジーの発達により、将来ロボットが担える業務領域はより広くなり、様々な業界でロボットを活用した新規事業を産み出すことができます。

PRESCO事業とはどのような事業ですか?

元々、広告の出稿元と出稿先(Webメディア・CM枠など)の間を繋ぐ存在として「広告代理店」という仕組みがあります。PRESCOが行っているのは、オンラインの広告代理店事業です。

より詳しく言うと、PRESCO事業のメンバーが、「Web広告を出稿する際に、どの媒体にどの程度のバランスで広告を出していけば、広告の効果が最大化するか」を出稿元に提案し、広告出稿元と出稿先の効率的なマッチングを行っています。

事業にロボットを使うことで、他のオンライン広告代理店業者に対してどのような優位性を実現しているのですか?

従来、オンライン広告代理店は、広告出稿元と出稿先の効率的なマッチングを行う事のみにフォーカスしてきました。一方PRESCOでは、そのマッチングにロボットを活用することで、事業メンバーが、空いた時間を用いて顧客のさらに深い課題を解決するサービスの企画及び構築を行うことで、事業全体として高い付加価値を提供できています。

また、従来オンライン広告代理店のビジネスモデルは、労働集約的に仕事を実施することが当たり前と考えられてきました。一方PRESCOでは、ロボットを活用することにより、人間を大幅に上回る品質とスピードを実現しています。

PRESCOを立ち上げたきっかけを教えてください。

立ち上げた理由は二つあります。

一つ目は、いま日本で起きている「働き手の不足」という問題の存在です。皆さんご存知の通り、現在日本では生産年齢人口の減少という問題が起きています。それに伴い、今まで以上に「働きたい人」と「雇いたい人」の効果的なマッチングが必要になるという想いから、特に人材領域に特化させる形で事業立ち上げを行いました。

二つ目は事業モデルとロボットとの親和性です。

冒頭お話しした「RPA100」という活動を行う中で、私は、このオンライン広告代理店という業界がロボットを活用しやすい業界だという確信を持っていました。

一方で、オンライン広告代理店という業界はあくまで1テーマにすぎません。PRESCO事業に限らず、これからもオープングループでは業界を問わずロボットを活用した様々な新規事業を立ち上げていきます。

立ち上げ時の苦労はありましたか?

PRESCOの大きな特徴は、出稿元と出稿先の効率的なマッチング以外に様々な高付加価値サービスを提供できることです。今まで前例がない手法でチャレンジしているため、サービス内容の考案やお客様への訴求価値の検討など、多くの部分で試行錯誤が必要でした。

今後の事業展望は?

テクノロジーの発展に伴い、情報が氾濫している世界で、PRESCOが目指しているのは、ユーザの本質的な意思決定を支援することです。

ロボットやAIを用いて、様々なデータを活用することで情報を整理し、ユーザに適切に情報が届くことで、ユーザが能動的に行動できる世界を実現できると考えています。

そのために、PRESCOが業界の新しいスタンダードになると共に、新しいビジネスを継続的に創造していきます。

新卒に向けて今後どのようなポストを与えてあげたいですか?

今PRESCOが持っているシェアは広告業界でもごく一部です。それは商材のジャンルという意味でもそうですし広告メニューという意味でもそう言えます。

オンライン広告という業界はとても奥が深く、それぞれの商材ジャンル・広告メニューにおいて行うべきことが全く違います。今後はその数だけ独立した事業が生まれ、その数だけ事業責任者のポストが生まれます。新卒の皆さんには、是非このポジションをつかみ取ってもらいたいですね。

また先ほど言った、AIを用いた広告に関するビジネス展開も、積極的に新卒に任せようと思っています。

最後に、久保さんはどのような人にオープングループに入社してほしいですか?

自分で裁量を持ち、自分がいいと思う物、情熱を持てる物をビジネスとして形にしたい、という人に是非来ていただきたいですね。

オープングループという会社は、実際に自分の力で、ビジネスを形にする能力を得たい人にとっては、最高の環境だと思いますよ。