RoboRoboは、面倒でやりたくない業務をワンクリックで自動化する「業務自動化クラウドサービス」です。
主に業務自動化対象としているのは、人事、採用、法務、総務、会計、情報システムなどの「企業共通業務」や、EC事業や医療事業などの「業界共通業務」になります。
また、単に業務を「点」で自動化させるだけでなく、他システムとの連携のハブになり業務を「線」で自動化することに特徴があります。かゆい所の手が届く自動化サービスでしょうか。
2020年3月から事業開発を開始し、RoboRoboシリーズとして現在は6つのサービスを展開しています。(2つのサービスを追加リリース予定)
累計3,000社以上のお客様にご利用いただき、昨年比260%成長(2021年比較)で進んでいますが、まだまだ成長速度は足りていないと考えており、サービスラインアップは拡充していきます。
2100年に日本の総人口は6,000万人(出典:米国ワシントン大学保健指標・保険評価研究所の研究チームの人口推計)になり、当分の間、日本の人口が減り続けることは確定しています。
労働人口の減少、大きな社会課題であることは疑いの余地はありません。競争力を測る指標である国内総生産(GDP)は、労働力に生産性を乗じることで算出されますが、その労働力が減少すれば、競争力は低下し、縮小せざるを得ません。
人的資源はこれまで以上に貴重となり、テクノロジーの力を生かした生産性向上は不可欠となっています。しかしながら、人がやらなくてもよいこと、やりたくないことはまだまだ残ってしまっているのが実態だと捉えています。
現状を悲観的に捉える、楽観的に捉える、捉え方はいろいろあると思います。ただ、私はバックキャスト(避けられない未来像から逆算して現在の行動を決める)な思考が大事だと考えています。
同じアウトプットが得られる限りは母数が少ないほうが高い生産性を実現できるので「6,000万人でも十分」。
「限られた人的資源で企業の持続的活動と成長を支える業務オペレーション自動化インフラ」の開発提供を通じて、「6,000万人でも十分」であることを証明したいと思ったことがきっかけです。
なにより、10年後の未来を担う今の子どもにどんな未来で歩んでほしいか想像した時に、人や企業の成長を感じながら意欲的に新たな挑戦をし続けられる社会です。
そのような未来に少しでも貢献、寄与することができればそれ以上に嬉しいことはありません。
事業開発を通じて避けて通れない「仮説通りにいかない」はよくあることで、日々壁にぶつかりながらも定量・定性での原因分析、打ち手は繰り返し、上手く行った部分は更に伸ばし、小さな成功を積み上げていく作業は当たり前のようにやっています。
一番大きな挑戦(チャレンジ)は、限られた予算、時間軸のなかでいかに最速で事業をスケール化し、ゲームチェンジを起こせるかです。
RoboRoboのプロダクトは全て「人手でやるより圧倒的に低いコストで業務オペレーションを回すことができる=最大98%削減」を前提にしているので、確実にROIが合うよう価格も設計しています。
プロダクトには自信を持ってリリースしていますが、ビジネスにおいては「いいものだから売れる」という訳ではないと考えています。
10,000社、100,000社に共感してもらえるための継続的なプロダクト改善を通じた価値向上は大前提に、再現性ある営業マーケティング施策を通じてプロダクトマーケットフィット(PMF)していきながら、一定の閾値をいかに最速で超えられるかが、最大のチャレンジです。
地道なことの積み重ねですが、どんなビジネスでも10億円まで成長させる自信はあります。ただ、繰り返しになりますが、限られた予算と時間の中において、期待されるスケールまでの時間軸をいかに超えていけるかが、最大のチャレンジだと思いますし、事業開発の醍醐味だと捉えています。
頭がちぎれるほどに思考し、一歩でも進化させる強い意志が大切だと考えています。
RoboRoboが目指している事業は、単に業務自動化を目指しているわけではありません。
現在取り組んでいる業務の自動化は、テクノロジーが得意な領域と、人の得意な領域を分けた「協働」だと考えています。生産年齢人口が減少している国内において、解決手段としては必要で、向き合い続けていきます。
一方で、テクノロジーには人の可能性や能力を「拡張」させる力があると考えています。RoboRoboとしては、「協働」から「拡張」へ付加価値を向上、進化していくことが目標です。
これまで人では気づかなかったり、気づきにくかったことをテクノロジーの力で気づきに繋げてもらう、そして生産性向上(営業利益の向上)に寄与していくことを目指しています。
この目標を実現するうえで、テクノロジーは重要な要素で、エンジニア人材に積極的に投資していきます。
ただ、テクノロジーありきではなく、「世の中の課題やお客様の悩みを本質的に把握し、解決できるよう努力し続ける、そのために適材適所、時代に即したテクノロジーを扱っていく」という当たり前の考えと姿勢は変えずに、謙虚に挑戦を続けていきたいです。また、そのような人の集合体(組織)であり続けたいです。
オープンアソシエイツは、テクノロジーを活用し、世の中に価値ある事業を想像し続ける事業創造集団です。
一人ひとりが自立したプロでありオーナーシップを持って事業開発に取り組むことを大切にしており、会社としてはそのチャレンジを最大限に応援し、裁量をもってチャレンジできる環境を用意しています。その上で持続的に成長し続けられる組織を目指しています。
我々が向き合っている社会課題と解決に共感していただき、意志と主体性を持ってビジネス表現されたい、そんなマインドを持った方と一緒に切磋琢磨しながら働けたら嬉しいですし、一人でも多くの方とお会いしたいです。